アレルギーと日本人

アレルギー疾患を訴える人たちは、先進国で著しく増加しています。
日本でも、人口の3分の1を超える人々が、アトピー性皮膚炎・気管支喘息・花粉症・食物アレルギーなどのなんらかのアレルギー疾患に罹っていると言われています。
また、近年、若年者のアレルギー疾患が特に急増していることも大きな問題となっています。
そのアレルギーの1つに、遅延型フードアレルギーがあります。
アレルギーには、遅延型アレルギーと即時型アレルギーとがあり、この2つは全く異なります。
即時型アレルギーとは、食べるとアナフィラキシーショックを引き起こし命に関わる場合もある、IgE抗体が関与する反応の強いアレルギーです。
特に小さいお子さまで、小麦や乳製品・卵などに即時型アレルギーを持っているケースが最近では多いですね。
即時型アレルギーは非常にわかりやすいですが、
それと比べると遅延型アレルギーは気づきにくく、また命に関わる事態にはなりにくいので重要視されていません。
遅延型フードアレルギーは、様々な慢性症状を引き起こします。
身体的症状から精神的症状まで多岐に渡り、それらの症状が複数に起こっている場合もあります。
重度の湿疹、偏頭痛、睡眠障害、鼻づまりなどなど、医科で検査しても原因の特定がされない慢性症状など。
これらの原因不明の湿疹や偏頭痛や睡眠障害などは、命には関わらなくても、日々の生活の妨げになることもありますし、無いにこしたことはありません。
この原因が、遅延型フードアレルギーにある場合があります。
私たちは、毎日食事をします。
そこから生きるためのエネルギーを補充します。
そこに、遅延型アレルギーの食品が入っていたとすると・・・
元気に生きるために食事をしているのに、その食事が体調不良や生活の妨げになってしまっているのです。
遅延型フードアレルギー検査を行うことで、その原因が特定できます。
私も実際に検査してみました。
アレルギーは1つも無く、花粉症もないので、全く自覚症状はありませんでしたが・・
小麦や卵白に強い反応が出ました。
これらのものを食べた時は、気付かないうちにIgG抗体が出て身体は疲労していたんだな・・と思い、それ以来なるべく摂取しないようにしています。
検査結果や項目など、随時ブログでお伝えしていきます。
最後に、参考までに↓
アレルギーになりにくい食生活とは?
・地産地消、旬のものを食べる
・新鮮、良質な食材を選ぶ
・添加物、着色料、農薬などを極力避ける
・カラフルにバラエティよく食べる
・楽しんで食べる♪
添加物を抜くだけでも、身体の免疫力はかなり改善しますよ!