「削る前に、できることがある。」「一度削ったら、戻らない。」
歯を削らない、その意味。
歯科医院に行くと、歯を削られる。そんなイメージを持っている方は、まだまだ多いと思います。でも、歯を削るということは、元には戻らないということです。天然の歯は、一度削ったら二度と再生しません。だから当院は、「削らないで済む方法を、まず全力で考える」というスタンスを大切にしています。
削らないための第一歩は、予防
虫歯になってから治すのではなく、虫歯にならないお口をつくること。それが、削らずに済む最も確実な方法です。当院の定期健診では、お一人60分をかけてお口全体の状態を丁寧に確認します。小さな変化を早期に発見することで、「様子を見ましょう」「フッ素で対応しましょう」という選択肢が生まれます。削る前に、できることがある。その判断を大切にしています。
どうしても治療が必要なときは、最小限に
それでも虫歯が進行してしまったとき。当院では、セラミックによる修復やダイレクトボンディングを活用し、健康な歯質をできる限り残す治療を選びます。大きく削って被せるのではなく、悪いところだけを最小限に取り除いて、歯本来の形に近い状態を保つ。見た目の美しさと、歯の寿命を両立させるアプローチです。
歯は、減っていくもの
歯を削るたびに、歯は薄くなります。治療を繰り返すたびに、次の治療はより大きくなっていく。それが歯科治療の現実です。だからこそ、最初の一削りをできる限り遠ざけることに意味があります。「まだ大丈夫」のうちに来院していただくことが、歯の寿命を守る一番の近道です。
歯科衛生士の皆さまへ
「削らない歯科」を実現するには、歯科衛生士の力が欠かせません。予防でいかに患者さまのリスクをコントロールできるか、治療が必要な段階でいかに早く気づけるか。当院では、歯科衛生士がその最前線を担っています。予防歯科に本気で向き合いたい方、ぜひ一緒に働きましょう。